さいたま市は待機児童85人。子育て世帯に選ばれる理由をデータで見る
待機児童85人のさいたま市は、子育て世帯にとって魅力的な選択肢です。東京23区と比較して保育所の入りやすさや住環境の広さ、家賃の差額など、具体的なデータをもとにその理由を解説します。
田村 陽介
岡山市在住 / 元東京のIT企業勤務 / 3児の父
首都圏に位置しながらも、東京23区とは異なる子育て環境を提供するさいたま市。私が東京のITスタートアップで働いた後、妻の地元である岡山にIターンして3児の父となった経験から見ても、子育て環境の選択は、家計だけでなく家族の生活の質に大きく影響すると実感しています。さいたま市が子育て世帯に選ばれる理由を、具体的なデータに基づいて解説します。
保育所の現状:待機児童85人という数字の意味
子育て世帯にとって、保育所の確保は最も重要な課題の一つです。さいたま市には520か所の保育所があり、待機児童数は85人です。この数字は、東京23区と比較すると、より保育所に入りやすい環境があることを示唆しています。
東京23区では、多くの自治体で待機児童問題が深刻化しており、保育所の確保が困難なケースも少なくありません。限られた保育施設の定員に対し、子育て世帯のニーズが集中するため、競争率が高くなる傾向にあります。一方で、さいたま市の待機児童85人という数字は、保育所の数が子育て世帯の需要に対して、比較的バランスが取れている状況を示しています。もちろんゼロではありませんが、この数字は、保育所を探す上でのハードルが東京23区よりも低い可能性を示唆しています。
保育所の入りやすさは、共働き世帯のキャリア継続に直結します。安心して子どもを預けられる環境があることは、夫婦双方の働き方、ひいては世帯収入の安定にも貢献する重要な要素です。さいたま市は、この点において子育て世帯にとって大きなメリットを提供していると言えるでしょう。
ゆとりのある住環境:東京23区との家賃差で広がる選択肢
子育てをする上で、住環境の広さや快適さは欠かせません。さいたま市の1LDK家賃相場は月8.5万円です。これを東京23区の1LDK家賃相場月12.5万円と比較すると、月々4万円、年間では48万円もの家賃差があることが分かります。
この家賃差は、子育て世帯にとって非常に大きな意味を持ちます。月4万円の差額があれば、より広い間取りの住居を選んだり、子どもの教育費や習い事、家族でのレジャー費用に充てたりと、家計にゆとりを生み出すことが可能です。例えば、同じ予算で東京23区では手狭な物件しか選べない場合でも、さいたま市であれば、子どもが遊べるスペースや家族で過ごせるリビングが広い物件、あるいは通勤に便利な立地の物件など、より選択肢が広がるでしょう。
住環境の広さは、子どもの成長にとっても重要です。部屋の中で自由に遊べるスペースがあること、家族がそれぞれの時間を過ごせる空間があることは、子どもの健全な発育や家族間のコミュニケーションにも良い影響を与えます。
また、さいたま市には220校の小中学校があります。これは、子どもの成長段階に合わせて多様な教育機会が提供されていることを示しています。学区の選択肢が広いことや、通学の利便性も、子育て世帯が住まいを選ぶ上で考慮する重要な要素です。東京23区と比較して、より広い住空間を手に入れやすく、教育環境も充実している点は、さいたま市が子育て世帯にとって魅力的な選択肢となる大きな理由の一つです。
さいたま市でのリアルな生活費と平均年収
実際にさいたま市で生活する場合、どの程度の経済的なゆとりがあるのでしょうか。さいたま市の平均年収は420万円です。手取りを月25万円と仮定した場合、1LDK家賃8.5万円と生活費14万円を差し引くと、月2.5万円の投資余力が生まれます。
この数字は、東京23区の生活と比較すると、より経済的な安定感があることを示しています。東京23区の場合、1LDK家賃12.5万円と生活費14万円を差し引くと、手取り25万円では月0.5万円の赤字となり、投資余力どころか、毎月の生活費を賄うのにも苦労する可能性があります。
さいたま市では、家賃の負担が少ない分、生活費にゆとりが生まれ、貯蓄や投資に回せる金額が増える傾向にあります。月2.5万円という投資余力は、年間で30万円にもなります。これは、子どもの将来のための教育資金や、家族のライフプランを実現するための重要な原資となり得ます。
また、さいたま市の有効求人倍率は1.45倍です。これは、求職者1人に対して1.45件の求人があることを意味し、東京23区の1.32倍と比較しても、仕事を見つけやすい環境にあると言えます。安定した職に就きやすく、かつ生活費の負担が少ない環境は、子育て世帯にとって経済的な安心感をもたらします。
人口133万人を抱えるさいたま市は、都市としての機能と利便性を持ちながらも、東京23区のような過度な競争や物価高に悩まされることなく、子育てしやすい環境を提供していると言えるでしょう。
移住者が語るさいたま市で子育てをする魅力
私自身、東京でのITスタートアップ勤務を経て、妻の地元である岡山にIターンし、3人の子どもを育てています。移住前は、東京の忙しい日々の中で、子どもとの時間や家族との食卓をゆっくりと囲む時間がなかなか取れないことに課題を感じていました。しかし、岡山に移住してからは、通勤時間が大幅に短縮され、仕事と子育てのバランスを取りやすくなりました。
さいたま市の場合も、東京23区と比較して家賃が安く、生活費にゆとりが生まれることで、金銭的な負担が軽減されるだけでなく、精神的なゆとりも生まれる可能性が高いでしょう。例えば、通勤時間が短縮されれば、子どもを保育園に迎えに行く時間や、寝かしつけの時間に余裕が生まれます。週末には、家族で公園に出かけたり、地域のイベントに参加したりと、豊かな時間を過ごすことができるはずです。
データが示すように、さいたま市は保育所の確保が比較的容易であり、広い住居を選びやすい環境にあります。これらの要素は、子育て世帯が日々の生活を送る上で感じるストレスを軽減し、より前向きに子育てに取り組める土壌を作ります。都市としての利便性を享受しつつ、家族との時間を大切にできる環境。それがさいたま市が子育て世帯に選ばれる大きな魅力だと、私自身の移住経験からも感じます。
子育てしながらでもNISAに月3万円の余力
さいたま市での生活は、東京23区と比較して、家賃差と生活費のゆとりから、手取り25万円の場合、月3万円もの投資余力が生まれます。この月3万円の余力は、子育てをしながらでも、将来のための資産形成、例えばNISAなどに充てることが可能です。
※ 本記事は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。NISAを含む投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。
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※ 本記事は情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。 NISAを含む投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。 投資に関する最終判断はご自身の判断で行ってください。 データは各公的機関の公開情報に基づいていますが、最新の情報と異なる場合があります。